上尾市F様邸 LIXIL「プラスG」の空間演出〜ダイナミック&スタイリッシュなエントランスに。
LIXIL「プラスG」を使ってエントランスを大きくフレーミングし、家とエントランスを絵画のように切り取った、ギャラリーのようなモダンなエクステリアです。
玄関との高低差はタイル仕上げの階段で解消し、玄関前にはプラスGの袖パネルとデザイン格子も取り付け、プライバシーを確保しながら、玄関ポーチに光を取り入れています。
エクステリアのテーマカラーはモノトーンでまとめ、モダンな印象の家を引き立てました。
エントランスを大きくフレーミングすることで、敷地の狭さを感じさせず、建物全体に統一感をもたらします。
外壁のストレートなラインをGフレームが強調し、開放感あるドラマティックなエントランスを演出。玄関前に組み込まれたGスクリーンはプライバシーを守り、落ち着きある玄関周りを作ります。
門袖の一部を玄関階段と一体化させることで、訪問者を自然と玄関へと誘導します。存在感のある門袖は、ハイクラスなエントランスを印象付け、空間を広く見せてくれます。
門袖に使用したタイルは、タカショーの大判タイル「セラレバンテ」です。
セラレバンテは、高品質で耐久性に優れたエクステリア用タイルで、深みのある繊細な色合いと、自然石のような表面意匠は高級感のあるモダンな門周りを演出します。
ポストはマットブラックのユニソン「ヴィコWH」を合わせ、オンリーワンの表札ライト「シンプルフレーム」を取り付けました。
ライトを内蔵した繊細でスリムなフレームがGフレームと響きあい、エントランスの景観を一体に見せています。
アプローチはダークグレーの天然乱形石を使って石畳に。限られたスペースを自然石でアレンジすることで、目を引くファサードになります。
目地には白モルタルを使ってコントラストをつけ、ランダムな石の形を引き立てました。
玄関階段とポーチは割肌のスレートタイプのタイルで仕上げ、雨の日でも滑りにくい、安定したエントランスに。階段の一段目の踏面はタイルを変形に加工して、さりげなく、おしゃれにアレンジしています。
アプローチ、門柱、ポーチ階段それぞれの異なる質感とグレーのグラデーションが調和した、美しい門周りとなりました。
駐車スペースの土間コンクリートは、滑りにくくタイヤ跡が付きにくい刷毛引きで仕上げました。車両荷重に耐えるグレーのタイルをアクセントに入れて、全体の統一感を出しています。
庭に面した道路境界には、門袖と同じセラレバンテで仕上げた塀を設けました。掃き出し窓前にはテラスを設け、駐車場から階段でアクセスできるようにしています。
テラスと駐車場との間はGフレームで門を作り、階段側はオープンに、建物側にはGスクリーンを設置してテラスを目隠ししました。
門の入り口にはグランドライトも埋め込み、駐車場を明るく照らすと同時に、夜間の防犯性も高めています。
既設の立水栓には、インダストリアルデザインのシンプルなウォーターパンを合わせ、スタイリッシュにアレンジしました。
限られた空間をスタイリッシュにアレンジした、F様邸のエクステリア。
都市の街並みの中でクールな魅力を放ち、ゆとりあるライフスタイルを感じさせます。